源帰の使用による改善後、源帰の使用をやめても直ぐに状況が悪くなることはありません。その場合重要な点は状況が 悪くなる原因(設備、原水等)が改善されているかどうかです。その改善がなされていなければ早晩悪い状況に後戻りす る […]
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源帰の使用量の基準について説明してください。
処理水量とBOD負荷から一応計算しますが、改善したい生物処理の状況により違ってきます。改善当初は多目に、改善後は少し量を減らしても大丈夫です。適量については、日常の維持管理から見出すことをお勧めします。 […]
源帰の使用方法について教えてください。
源帰の粉体製剤1種と液体製剤2種の使い分け方本資料おもて面の表中の主たる効果をご参照下さい。製剤の併用により高い効果が得られます。そのまま投入して高い効果が得られます。培養槽(200L程度でよい)でフロックを作ってから投 […]
源帰は安全ですか?
OSSCの原料は,全て食品です。OSSC は食品として作られてはいませんが,食べても大丈夫*です。源帰(粉体)には更に数種の食品由来の分解菌が使われています。 *源帰は食べられません。 […]
何故汚泥発生量が減るのですか?
生物処理では、廃水中の汚濁物質の一部は、汚泥に付着して除去されます。未分解のまま余剰汚泥として排出されます。また、分解されても菌体内に栄養として蓄えられる場合があります。源帰により、分解菌の分解力が高まり、この両方(未分 […]
何故生物膜処理で,担体上の肥大化した付着物が直ぐに脱落(剥離)するのですか?
(何故MBR膜汚れを抑制できるのですか?)
生物膜処理で頻繁に見られる肥大化付着物(以下付着物)は、担体上に先ず形成される生物膜(basefilm)上に、廃水中の未分解物質と微生物が互いに付着し合って成長することにより形成されると推定されます。源帰使用開始後数日で […]
何故糸状菌や放線菌が減るのですか?
糸状菌や放線菌の出現は,それらが増殖するための栄養が,活性汚泥や生物膜中に残っているために起こると考えられます。 源帰の使用により,それらの栄養(即ち未分解BOD成分)の分解が促進されて,糸状菌や放線菌が増殖しにくくなく […]
何故汚泥の凝集・沈降性が向上するのですか?
源帰の中に凝集剤は配合されていません。 好気性分解に寄与する活性な微生物の増加、糸状菌の減少、未分解物 (SS)の減少、新しいのEPSの増加等の複合的な効果により、汚泥の凝集力が高まると考えられます。 […]
何故源帰がすぐに効き始めるのですか?(活性汚泥処理でも,生物膜処理でも)
フロックや生物膜は、微生物とSSが互いに強く付着し合った集合体であると考えられます。OSSCと微生物の作用により、この集合体の付着状態をほぐす→フロックや生物膜内部への溶存酸素や被分解物の供給を促進→微生物による分解を促 […]
どのような原理ですか?
OSSC と名付けた新開発の成分-数種の有機物質と無機塩の複合物-が、種々の生物処理で見られる未分解物質と微生物が強く付着し合った状態を速やかに解きほぐし微生物の働きを高めます。 […]